空港に転職

航空管制官の仕事と資格

航空管制官とは、空港において、航空機が安全に飛行・離着陸できるように、操縦士に様々な情報提供や指示をレーダーや無線電話で送るスペシャリストです。

飛行機が離着陸のときに行う業務を飛行管制業務といい、飛行場の滑走路や車両、航空機を監視して適切な指示を出します。また、着陸する航空機にコースと高度の指示を行って誘導したり、出発の順序や上昇・下降などの指示を出します。

航空管制官になるには、航空保安大学の航空管制科に入学して2年間勉強するほか、航空管制官採用国家試験に合格する方法があります。

試験内容は大学レベルの学力であり、身体検査では視力と聴力に一定の条件があります。採用者は6ヶ月間の基礎研修を受け、現場で専門的な実地訓練などを受けます。

研修中に、航空無線通信士という国家試験にも合格しなければなりません。

収入については、国家公務員の俸給表に従って支払われ、特殊勤務手当もつきます。航空保安大学在学中にも、月15万円ほどの給与が支払われます。

航空管制官の仕事は、人命がかかっており絶対にミスの許されない仕事ですので、プレッシャーに耐えられる精神力と、細部にわたって気配りをする集中力が求められます。また、英語を使って指示を出すので、英会話力が必要です。

資格名 航空管制官
分類 国家資格
受験資格 (1)21歳以上29歳未満の者
(2)21歳未満で短大または高等専門学校を卒業見込みの者
(3)人事院が認めた者
試験内容 <1次>(1)一般教養(2)適性検査(3)英語
<2次>(1)英語(2)面接(3)身体検査(4)身体測定
試験日 <1次>9月
<2次>11月
試験料 無料
試験地 <1次>札幌、仙台、東京、新潟、大阪、名古屋、広島、高松、福岡、宮崎、那覇
<2次>札幌、東京、大阪、福岡、那覇
合格率
問合せ先 航空保安大学校教務課 03-3747-0506

マーシャラー(地上機体誘導員)の仕事と資格

マーシャラー(地上機体誘導員)とは、空港や軍用飛行場・航空母艦などで、飛行機がボーディングブリッジの降機口に着くように、誘導を行う仕事です。

ライトスティックや、黄色またはオレンジ色のパドルを両手に持って、パイロットに見えるように手旗信号ですばやくサインを出します。

サインには、「右旋回」や「左旋回」「停止」など約5種類あります。その際、飛行機の周囲の安全確認が大切です。

飛行機だけではなく、吊り下げた荷物を機体につなぐためのホバーリング誘導や、ヘリコプターに対してヘリポートへ着陸するための誘導なども行います。

マーシャラー(地上機体誘導員)になるには、エアポートサービス科などがある専門学校へ入学して、航空会社やハンドリング会社に就職する方法が一般的です。

裏方的な仕事ですが、飛行機が安全に出発や着陸をするためには、気を抜いてはならない重要な仕事でしょう。とても責任の重い仕事ですが、やりがいがあると言われています。

夜勤があり、不規則な勤務形態なので、体力があることと健康管理がきちんと出来る人に向いています。

男性が多く、女性のマーシャラーはまだ数が少ないのですが、細かな気配りが出来るとされており、今後の活躍が期待されています。